ニュース業界・トレンド
NVIDIAフアンCEO「SaaS崩壊論は深い誤解」——AIエージェントはソフトを使う側、代替はしない

NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは26日の決算後インタビューで、今年に入って急拡大した「SaaS崩壊(SaaSpocalypse)」論について「市場は根本的に間違っている」と強く反論した。ServiceNow、Salesforce、Adobeなどソフトウェア株が年初来25〜30%下落する中、フアン氏はAIエージェントがソフトウェアを「代替する」のではなく「使う側になる」という見方を示した。
フアン氏の論理は明快だ。AIエージェントが自律的にタスクを遂行する際、ServiceNowでチケットを処理し、SAPで発注を行い、Cadenceで回路設計をするといった形で既存のソフトウェアツールを利用する。しかも人間のように1つずつではなく、マシンスケールで大量に並列処理するため、ソフトウェアの利用量はむしろ爆発的に増えるという主張だ。
WisdomTreeクラウドコンピューティング・ファンドが2026年に入り約20%下落するなど、ソフトウェア株からの資金流出は深刻な水準に達している。フアン氏の発言がこの流れを反転させるかは不透明だが、AIインフラの構築者であるNVIDIA CEOがソフトウェア業界の存続に太鼓判を押した意義は大きい。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC / Investing.com