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シノペック、中国国内の燃料供給を最優先に切り替え-中東危機でエネルギー圧力が増大
中国の国有石油・石油化学大手シノペック(中国石油化工)は、国内の燃料供給を最優先とする方針を打ち出した。ストレーツ・タイムズが2026年3月24日に報じたところによると、ホルムズ海峡の実質的な封鎖が続く中で中東からの原油輸入が制約を受けており、シノペックは中国国内の供給確保を第一の使命として位置付けた。
中国は世界最大の石油輸入国であり、その輸入の大部分を中東産原油に依存している。ホルムズ海峡封鎖後も一部のタンカーは通航を続けているが、保険コストや運賃が急騰しており実質的な輸入コストは大幅に上昇している。シノペックは国家備蓄の活用とロシア・中央アジアからのパイプライン輸送を組み合わせることで国内製油所の稼働水準を維持しようとしている。
中国政府は同時期に、国内消費者向けガソリン価格の引き上げ幅を当初予定より抑制する措置を発動したと複数のメディアが伝えており、3億人規模のドライバーを持つ市場への影響軽減を図っている。中国のエネルギー政策の動向はアジア・太平洋地域の石油製品市場全体の需給に広範な影響を与えるため、日本を含む周辺各国が動向を注視している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Straits Times