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TOTOとLIXILなど住宅設備大手の受注停止が拡大 ナフサ不足が建設・リフォーム業界を直撃

住宅設備大手のTOTOが4月13日にユニットバス・システムバスの新規受注を停止して以降、業界全体に影響が広がっている。LIXILも同日にシステムバスルーム全シリーズの新規発注納期を「未定」とし、パナソニックハウジングソリューションズ(パナソニック系列)も14日付でバス・トイレ関連商品の納期回答を停止した。いずれもホルムズ海峡封鎖によるナフサ(原油由来の石油化学基礎原料)の供給逼迫が根本原因だ。
ユニットバスの壁・天井パネルに使われるフィルム接着剤やコーティング剤には、ナフサ由来の有機溶剤が不可欠で、日本の輸入ナフサのうち約74%は中東産に依存している。国内ナフサ在庫は約20日分しかなく、封鎖が長期化すれば住宅設備の生産が幅広く停止するリスクがある。
国内の新築・リフォーム業界は発注済み物件の工期遅延を余儀なくされるケースが相次いでおり、建設業界団体は政府に対して代替調達ルートの確保を強く求めている。ホーロー素材を採用するタカラスタンダードは現時点で受注継続中だが、代替需要の集中による納期延長も懸念されている。