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中国最大の輸出商談会「広州交易会」が開幕 輸出伸び率鈍化の中で世界需要動向に注目

世界最大規模の輸出商談会として知られる「広州交易会(広交会)」が15日、中国・広州で開幕した。毎年春秋2回開催される広交会は世界各国のバイヤーが集う一大イベントで、中国輸出の先行指標として市場から注目される。今回の開催は、中東情勢の悪化や関税圧力によって世界的な貿易需要が不透明さを増す中での開幕となった。
ロイター通信によると、中国の2026年第1四半期の貿易統計では輸出は引き続き増加したが、伸び率は直近と比較して鈍化していることが確認されている。一方で輸入の増加も目立ち、国内需要が底堅さを維持していることが示唆された。中国政府はこの結果について「世界経済の安定剤としての役割を果たしている」と強調した。
地政学的な変動を受けて中国の輸出先の構成にも変化が生じており、対アメリカ向けが相対的に縮小する中で東南アジア諸国連合(ASEAN)やアフリカ向けが拡大している。広交会での受注動向は今後の中国の輸出トレンドを占う先行指標として、各国の貿易関係者や市場参加者が注視している。