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米関税で中国EV電池が欧州へ大量流入 欧州価格17%下落圧力

アメリカの対中関税強化により、中国の電気自動車(EV)用電池メーカーが過剰生産分を欧州市場に振り向け、欧州の電池価格を17%程度押し下げる圧力が生じていると、投資専門メディアCrux Investorが4月19日に報じた。世界最大のEV電池輸出国である中国がアメリカ市場から事実上締め出された結果、欧州が「はけ口」となっている構図だ。
中国は電池の輸出付加価値税(VAT)還付率を2026年4月から6%に引き下げ、2027年には完全撤廃する方針を打ち出している。国内の過剰設備調整が狙いだが、当面は駆け込み輸出が続き、欧州への集中流入が加速する見通しだ。
欧州連合(EU)はすでに中国製EVに対し反補助金関税を課しており、電池本体への追加関税議論も浮上しそうだ。域内メーカーは競争激化に直面する一方、欧州自動車メーカーは安価な中国製電池の恩恵を受ける複雑な構図となっている。