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Anthropicが金融機関向けAIエージェント10種を発表、Claude Opus 4.7で投資銀行業務に本格参入

AnthropicはニューヨークでJPMorgan最高経営責任者ジェイミー・ダイモン氏らを招いて5月5日、金融機関向けAIエージェント10種類とClaude Opus 4.7を発表しました。投資銀行向けピッチブック作成、財務諸表監査、KYC(顧客確認)スクリーニング、月次決算処理など金融プロフェッショナルの「最も時間を奪う業務」を自動化する設計です。FortuneとBloombergが5月5日に報じました。
10種類のAIエージェントはClaude Cowork・Claude Codeのプラグインとして提供され、各企業のモデリング規約・リスクポリシー・承認フローに合わせて改変可能な設計です。Microsoft 365のExcel・PowerPoint・Word・Outlook向けアドインも一般提供を開始し、4アプリケーション間で文脈を保持しながら作業継続できる「単一エージェント」として機能します。データ連携先としてVerisk、Third Bridge、Dun & Bradstreet、Experian、Moody'sなどが追加されました。Claude Opus 4.7はVals AIのファイナンスエージェント・ベンチマークで64.4%を記録し業界トップとされています。
発表直後にFactSet Research Systems株価は8.1%下落、Morningstar・S&P Global・Moody's株価も急落し、AIエージェントが既存のリサーチ・データ提供サービスを侵食するとの市場の警戒感が露わになりました。Anthropicは前日の5月4日にBlackstone・Hellman & Friedman・Goldman Sachsとの15億ドル規模の合弁会社設立も発表しており、JPMorgan Chase、Citi、Goldman Sachs、AIG、Visaなど主要金融機関で本番運用が開始されています。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Fortune