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ファナックがGoogle Cloudとフィジカル人工知能で提携・株価が一時16%急騰し史上最高値

産業用ロボット世界最大手のファナックは5月13日、Google Cloudと「フィジカル人工知能」分野での協業を発表した。発表を受けた5月14日の東京株式市場でファナック株は一時16%急騰し、終値ベースでの史上最高値を更新した。今回の協業は4月に発表されたNVIDIAとの提携に続くもので、Bloombergが大きく報じた。
両社は、Google Cloudの企業向け生成人工知能「Gemini Enterprise」とGoogleの基盤モデル群を、ファナックの産業用ロボットシステムに統合する。人間の音声指示や手書きメモを人工知能が理解し、対象物を認識して協働ロボットと標準的な産業用ロボットが連携、与えられた作業を自律的に実行する。記者会見した安部健一郎(あべけんいちろう)常務執行役員は「プログラミングの専門知識がない人でも扱える」と人手不足対策としての意義を強調した。
ファナックは既に1000台以上のロボットをフィジカル人工知能関連用途で出荷しており、過去の販売分も含む全製品をGoogleの大企業向けソフトウェア基盤に対応させる。Google傘下のAIロボティクス企業Intrinsicが提供するエンタープライズ向けプラットフォームへの全面対応も予定する。山口賢治(やまぐちけんじ)社長率いる同社の時価総額は今回の上昇で7兆円台へ膨らみ、日経平均構成銘柄の値上がり寄与度トップとなった。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg