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AMD、台湾に100億ドル超投資 「Venice」2ナノ生産開始、リサ・スーCEOがCPU市場逼迫を指摘

半導体大手Advanced Micro Devices(AMD)は5月21日(日本時間22日早朝)、台湾の人工知能関連エコシステムに100億ドル超を投資し、先端パッケージング能力の拡大と次世代人工知能インフラ向け生産強化を進めると発表した。同時に次世代EPYCサーバープロセッサー「Venice」がTSMCの2ナノメートルプロセスで生産開始し、6世代目EPYC として商用化に向け本格量産フェーズに入った。Reutersが伝えた。
AMDのリサ・スー最高経営責任者は5月22日に台北で記者会見し「人工知能採用の加速で、世界の顧客は計算需要の急増に対応するため人工知能インフラを急速に拡張している」と指摘した上で、「グローバルCPU市場の需要は1年前に予想していた水準をはるかに上回っており、市場は逼迫している」と語った。スーCEOは中国訪問後に台湾入りし、TSMC、ASE、SPILの先端パッケージング企業や、Wiwynn・Wistron・Inventecの委託製造大手と協議を進めた。
AMDの台湾投資は、Nvidiaが市場シェアを握る人工知能GPU・データセンター分野での競争力強化が狙いだ。AMD Instinct MI450X GPUとEPYC CPU、ROCmソフトウェアスタックを組み合わせたラックスケール人工知能プラットフォーム「Helios」を2026年下半期に投入予定で、複数ギガワット規模のデータセンター展開を見込んでいる。アメリカ国内ではAmkor Technologyとアリゾナ州での先端パッケージング協業も進展しており、AMD株は時間外取引で上昇した。