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クアルコム、TikTok運営バイトダンスと大型AIチップ供給契約

半導体大手クアルコムが、TikTokを運営する中国のバイトダンスと、AIアクセラレーターを供給する大型契約を締結したことが明らかになった。Reutersが27日にBloombergの報道を引用して伝えた。クアルコムにとってアメリカ製AIチップ需要拡大の象徴的な契約となり、Nvidia一強体制に挑む新たな足がかりとなる。
バイトダンスはTikTokのレコメンデーションアルゴリズムや動画生成AIモデルを中心に膨大な計算資源を消費しており、これまでNvidiaの中国向け承認版チップを大量調達してきた。アメリカ商務省の輸出規制強化を受けて、新たな調達先の多角化を急いでおり、今回のクアルコムとの契約は安全保障とビジネス継続の両立を狙った戦略的提携となる。
クアルコムは2025年から本格的に投入したサーバー向けAIアクセラレーター「AI 200」「AI 250」の販売拡大を進めており、バイトダンス向け契約は同シリーズの最大級の顧客獲得となる可能性が高い。今後はオラクル、ソフトバンクなどとの追加提携も視野に入っており、AIチップ市場の競争地図が大きく書き換わる兆しが出てきた。