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イクシスLNGのストライキ影響を日本政府が評価 豪州供給の混乱リスク

日本政府は6月16日、オーストラリアのイクシス液化天然ガス施設で続くストライキが日本への供給に与える影響を評価していることを明らかにした。Reutersが報じた。オーストラリアは日本にとって最大の液化天然ガス供給国であり、施設の混乱は世界的に逼迫するエネルギー供給をさらに悪化させかねない。
ダーウィン近郊にある年産930万トンのイクシス施設は、日本のインペックスが操業し、輸出のおよそ7割がジェラや関西電力、九州電力など日本の電力・ガス会社向けに販売されている。海事産業労組とオーストラリア労働者組合からなるオフショア・アライアンスが賃金と労働条件をめぐって労働争議を続けてきた。
世界の液化天然ガス市場は、イラン戦争とホルムズ海峡の封鎖をめぐる数カ月の混乱で供給余力が圧縮された状態で2026年に入った。このため通常なら単一施設の供給停止を市場の再配分で吸収できるはずが、その能力が低下している。6月15日の和平の暫定合意でエネルギー価格は一時下落したものの、数カ月の混乱が生んだ構造的な供給逼迫は数日で解消されないとの見方が強い。