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日本の5月輸出17%増、9カ月連続プラス 半導体需要が牽引

日本の財務省が6月17日に公表した5月の貿易統計によると、輸出額は前年同月比17%増となり、9カ月連続のプラスを記録した。市場予想中央値の16.2%増を上回り、4月の14.8%増から伸びを加速させた。半導体関連の堅調な需要が、中東情勢の混乱による供給網への打撃を相殺した。半導体輸出は金額ベースで62%近く急増し、自動車輸出も伸びた。
仕向け地別では、アメリカ向けが12.5%増、中国向けが17.9%増、欧州連合向けが14.5%増といずれも増加した。一方、ホルムズ海峡の閉鎖で原油価格が上昇し輸入額も12.5%増加したため、日本は3787億円の貿易赤字を計上した。ただし予想の5646億円の赤字を大きく下回る水準にとどまった。
原油輸入は数量ベースで57.3%急減し、エネルギーを輸入に大きく依存する日本は中東の供給ルート途絶で高コストに直面している。政府はアメリカを含む中東以外からの代替調達で多様化を進めているが、影響を完全には相殺できていない。輸出は数量ベースでは0.5%増にとどまり、価格主導の伸びが数量の弱さを覆い隠す構図も浮かぶ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters