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アジアの製油各社、サウジ原油をスエズ運河経由に切り替え フーシ派の封鎖警告で

イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアへの海上封鎖を宣言したことを受け、アジアの石油精製各社がサウジアラビア産原油の輸送ルートを紅海のヤンブー港からスエズ運河・アフリカ喜望峰回りへ切り替える動きを始めた。21日には、アジアに向かっていたサウジ原油タンカー2隻がフーシ派の脅威を受けて紅海で反転した。ホルムズ海峡の通航も週初にさらに減少している。
船舶追跡データによると、ヤンブーで原油を積みインドへ向かっていたリベリア船籍のタンカーはスエズ運河方向へ進路を変更した。韓国のヒョンデ・オイルバンクは、スエズ運河とエジプトのSUMEDパイプラインを利用するオプション付きで超大型タンカーの手配を進めているという。西回りルートは従来より最大4週間長くかかり、運賃や燃料コストの上昇は避けられないと専門家は警告している。
調査会社Kplerによると、バブエルマンデブ海峡を通過するサウジアラビアの原油・石油製品は先月、日量400万バレル超と過去最高に達したばかりで、フーシ派の脅威はサウジアラビアにとって痛手となる。トランプ大統領は21日、フーシ派が紅海封鎖を強行すれば「対処する」と警告しており、原油の供給網を巡る緊張は一段と高まっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters