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高市首相、レアアース供給源の多角化を表明──中国の輸出規制を念頭

高市早苗首相は25日、レアアース(希土類)の供給源について「同志国との連携で多角化を進める」と表明した。中国が24日に日本を含む複数国への軍民両用品輸出禁止措置を発動したことを受け、重要鉱物の安定確保が喫緊の課題との認識を示したものだ。三菱重工系を含む日本企業20社・団体が中国商務省の禁輸リストに名指しされており、日本のサプライチェーンへの影響が懸念されている。
レアアースは電気自動車のモーターや風力発電タービン、ミサイル誘導装置など幅広い先端技術に不可欠な素材で、現在も世界の精製能力の約7割を中国が握っている。日本政府はオーストラリアやカナダ、インドなど「同志国」との共同開発プロジェクトを加速させる方針で、経済安全保障の観点から調達先の分散を急いでいる。
木原官房長官は同日の記者会見で、中国の禁輸措置について「抗議を行った」と明らかにした上で「日米合意は着実に実施する」と強調。関税交渉と安全保障が複雑に絡み合う中、日本は多方面での外交対応を迫られている。