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イタリア輸出額が日本を半期ベースで初めて逆転──トランプ関税への耐性が差

OECDの統計で、イタリアの輸出額が2025年7〜12月に約3760億ドル(約58兆円)を記録し、半期ベースで初めて日本の輸出額を上回ったことが判明した。日本経済新聞が26日に報じた。トランプ関税が世界貿易を揺さぶる中、イタリアは需要変動の影響を受けにくい高級アパレルや食品を武器に輸出を伸ばした。
日本は自動車や半導体関連を主力とする輸出構造で、アメリカの関税政策や中国の景気減速の影響を直接的に受けやすい。一方、イタリアのファッション・食品ブランドは「値段が高くても買いたい」という消費者心理に支えられ、関税引き上げ局面でも比較的安定した需要を維持している。
円安にもかかわらず日本の輸出が伸び悩む背景には、グローバルサプライチェーンの再編や中国メーカーとの価格競争激化がある。産業構造の違いが貿易への耐性の差として表れた形で、日本の輸出産業の構造的課題が改めて浮き彫りとなった。