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中国商務省「アメリカと同じ方向で貿易関係を動かすべき」、均衡ある貿易と経済開放を強調
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中国の王文濤商務相は3月25日、「アメリカと中国はともに同じ方向で貿易関係を進めるべきだ」と述べ、両国間の貿易摩擦の緩和に向けた対話姿勢を示した。また中国は記録的な貿易黒字が内外で批判を招く中、「より均衡のとれた貿易」と「経済のさらなる開放」を進める方針を改めて表明した。発言は博鰲(ボアオ)アジアフォーラム年次総会に関連した外交的発信の一環とみられる。
中国は2025年に過去最大規模の対外貿易黒字を記録しており、貿易不均衡への批判が欧州連合やアメリカから強まっていた。アメリカのトランプ政権が各国に対して関税圧力を強める中、中国はアフリカ向け関税の撤廃(5月1日から)など一連の貿易自由化措置を発表し、国際社会への「開放的な中国」のイメージアピールを強化している。
一方でアメリカ・中国間の根本的な通商・安全保障上の対立は解消されておらず、「同じ方向への動き」が実現する可能性については市場でも懐疑的な見方が多い。それでも世界経済全体が中東情勢による不確実性にさらされる中、主要2カ国の対話シグナルは金融市場にとって一定の安心感をもたらす要因とみられている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Asia News Network(ロイター配信)