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トランプ「カーグ島の石油を奪いたい」──占拠示唆で原油急騰、停戦協議は継続

アメリカのトランプ大統領は3月29日(日本時間30日)、フィナンシャル・タイムズ紙とのインタビューで「私が最も望んでいることはイランの石油を奪うことだ」と述べ、イランの主要石油輸出拠点であるカーグ島の占拠を真剣に検討していることを示唆した。アメリカ軍は既に3月13日にカーグ島の軍事施設90カ所を爆撃しており、今度は石油インフラ自体の掌握という新たな段階を明言したことで、中東情勢は5週目に入りさらに緊張が高まった。
CNBCによると、トランプ大統領は「我々はカーグ島を制圧できる。イランには防衛能力がない。ベネズエラの石油を管理したように(イランの石油も)できる」と述べ、南米で実施した軍事オペレーションを引き合いに出した。一方でトランプ大統領はエアフォースワン機内で記者団に対し「イランはアメリカ側が提示した15項目のほとんどを受け入れている」とも述べており、軍事圧力と外交交渉を並行させる複雑な構図となっている。
原油市場はこの発言に即座に反応し、ブレント原油が1バレル116ドルを超える場面があった。アジア株式市場は全面安となり、コスピが5%超、日経平均も4%超下落した。パキスタン外相はアメリカとイランの対話を「数日内に仲介できる」と表明しており、外交解決への動きも続いているが、市場は軍事エスカレーションのリスクをより重視している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC