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中国・ロシア、ホルムズ海峡再開のUN決議に拒否権 国際社会の一致した対応阻む
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中国とロシアが4月8日、ホルムズ海峡の再開を求める国連安全保障理事会の決議案に拒否権を行使した。この決議案はイギリス主導で提出されたもので、加盟国約40カ国が海峡の即時開放を求めていたが、中露2カ国の拒否権により廃案となった。Asia News Networkが4月8日に報じた。
中国の王毅外務大臣はアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が国際法違反だと主張しており、ホルムズ問題の解決よりも戦争の停止を優先すべきだとの立場をとっている。ロシアもイランへの軍事圧力を非難しており、中露両国の協調行動は国連安保理を通じた集団的解決を困難にしている。湾岸協力会議(GCC)はホルムズ再開のためにあらゆる必要な措置を講じるよう国連に求めていたが、今回の拒否権行使でその道が閉ざされた。
一方で、2週間の停戦合意によりイランが自発的にホルムズ海峡の安全通航を認めたことで、国連決議を迂回する形での事実上の開放が実現する見通しとなっている。エネルギー専門家からは、国際法上の枠組みではなく2カ国間の交渉による停戦が海峡開放の唯一の現実的経路になったと指摘する声が上がっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / Asia News Network