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ジェローム・パウエル氏、5月15日にFed議長退任 後任ケビン・ウォーシュ氏

ジェローム・パウエル氏のアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長としての8年間の任期が5月15日に終了する。Bloombergは退任直前のレガシー分析を5月10日深夜に公表し、新型コロナ禍と2025年から2026年にかけてのトランプ政権による中央銀行独立性への全面攻撃という2つの危機への対応がパウエル氏の歴史的評価を確定させると論じた。FRB史研究の第一人者であるピーター・コンティ=ブラウン氏は「彼の歴史的地位はそのどちらか一つの理由だけでも確保される」と評価している。
パウエル氏は今年1月、司法省がFRB庁舎改修プロジェクトに関連する2025年6月の議会証言を理由に大陪審召喚状を発した際、ビデオメッセージで「これは私の証言や建物改修の話ではない。FRBが大統領の選好ではなく公益への最善の判断に基づいて金利を決定することへの報復だ」と公の場で反論した。3月にジェームズ・ボアスバーグ判事が召喚状を取り消し、4月には司法省が調査を取り下げた。
後任には4月29日に米上院銀行委員会が13対11で承認したケビン・ウォーシュ氏が就任する見込みで、5月15日のパウエル氏退任に合わせて宣誓を行う。パウエル氏は理事ポストには留まり「理事として目立たず過ごす」「Fed議長は常に1人だけだ」と語った。市場は5月15日のCPI統計を控え、ポスト・パウエル時代の金融政策の方向性を見極めようとしている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg