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ベセント米財務長官「植田総裁は東京が自由を与えれば成功できる」・6月利上げの政治的障害排除へ

スコット・ベセント米財務長官は5月19日のパリでのReuters独占取材で、日本銀行の植田和男(うえだかずお)総裁について「東京が十分な独立性を与えれば、彼は必要なことを実行できる」と語り、日本銀行の追加利上げを強く望むワシントンの立場を明確にした。
ベセント長官は「植田総裁は卓越した中央銀行家であり、彼に裁量権が与えられれば、日本は素晴らしい金融政策を持つことになる」と発言した。発言は前週の東京訪問時に高市早苗(たかいちさなえ)首相と片山さつき(かたやまさつき)財務相に伝えられたとされ、6月15-16日の日銀政策決定会合での利上げ可能性を高める政治的後押しになると分析されている。
野村証券のエグゼクティブ・レーツ・ストラテジスト岩下真理(いわしたまり)氏は「ベセント長官が東京に立ち寄ったこと自体と最新発言が、植田総裁がワシントンの全面支持を得て利上げに踏み切れることを示す」と評価した。市場は6月会合での0.75%から1.0%への利上げ確率を80%まで織り込んでおり、片山財務相は記者会見でベセント発言を受けて「日銀法が定める中央銀行の独立性を一貫して尊重する」と応じた。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters