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欧州中央銀行が利上げ実施 7月会合では休止を視野・関係者

欧州中央銀行(ECB)は6月11日、市場が広く予想していた利上げを実施した。前日には日本銀行も来週の利上げが確実視される状況となり、主要中央銀行が金融引き締めへ転じる流れが鮮明になっている。ECBの利上げは、中東情勢に伴うエネルギー価格の上昇がインフレ圧力を高める中での対応だ。
関係者によると、ECBの理事会メンバーは今回の利上げ後、7月の会合では利上げを一時休止することを視野に入れている。中東戦争による経済への影響が不透明な中で、連続した引き締めには慎重な姿勢がうかがえる。一方で国際通貨基金(IMF)は同日、2026年のユーロ圏の成長率見通しを引き下げ、インフレ率の上昇を予測するとともに、状況がさらに悪化する恐れがあると警告した。
ヨーロッパでは、エネルギー高に伴うインフレと景気減速の双方への対応が中央銀行に求められている。世界銀行も同日、ユーロ圏の2026年成長率を0.8%と、2025年の1.4%から大きく下方修正した。利上げと景気下振れリスクのはざまで、ECBが今後どのように政策のかじ取りを進めるかが、ユーロ圏経済と世界の金融市場の焦点となる。投資家は7月会合に向けた当局者の発言に注目している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters