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中国貿易黒字、史上初の1兆ドル突破 米国向け減少も東南アジア・欧州で補填

中国税関総署は12月8日、2025年1〜11月の貿易黒字が1兆760億ドル(約160兆円)に達し、史上初めて1兆ドルを突破したと発表した。前年同期比21.6%増となり、米国との関税戦争にもかかわらず、中国の「世界の工場」としての地位が改めて示された。
11月単月の輸出は前年同月比5.9%増と市場予想(3.8%増)を大幅に上回り、10月の予想外のマイナス1.1%から急回復した。米国向け輸出は8カ月連続で減少したものの、東南アジアや欧州への輸出拡大で補填した。特にベトナムやインドネシアを経由した迂回輸出が増加しており、中国企業の関税回避戦略が功を奏している。
一方、輸入は1.9%増と予想(3%増)を下回り、不動産不況と雇用不安による国内消費の低迷が続いている。中国共産党政治局は同日の会議で「国内経済と国際経済貿易戦争のより良い調整」を呼びかけ、2026年も5%前後の成長目標を維持する方針を示唆した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC、Bloomberg、Al Jazeera