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米、インドにロシア産原油購入の30日猶予を付与─イラン戦争でエネルギー危機対応を優先

アメリカ政府は6日、インドがロシア産原油を購入することを一時的に認める30日間のライセンス(猶予措置)を発動した。イランとの戦争でホルムズ海峡経由の原油輸送が滞り、世界的なエネルギー供給危機が深刻化する中での緊急対応措置だ。Bloombergが複数の関係者の話として報じた。
インドは世界第3位の原油消費国で、これまでの対ロシア制裁の枠組みの中でもロシア産原油を大量に輸入し続けてきた経緯がある。今回の猶予措置はその枠組みをさらに緩めるもので、エネルギー安全保障を優先するバイデン政権(当時)の例外措置に倣ったものと見られる。ロイターも、インドの精油各社が既にスポット市場でのロシア産原油の緊急調達に動いていると報じている。
今回の措置は、トランプ政権がイランへの強硬姿勢を維持しながらも、同盟国・パートナー国のエネルギー問題には実用主義的に対処する姿勢を示したと受け取られている。日本を含むアジアの原油輸入国は代替調達ルートの確保を急いでおり、エネルギー外交の要としてのアメリカの役割が再び浮き彫りになっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg / Reuters