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中国の2月CPIが3年ぶり高水準1.3%──春節消費が押し上げ、工場出荷価格はデフレ継続

ロイターが3月9日に報じた中国国家統計局のデータによると、2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.3%上昇し、2023年以来約3年ぶりの高水準を記録した。市場予想(0.8%)を大幅に上回る結果で、春節(旧正月)期間中の旅行・外食・サービス支出の急増が物価を押し上げた。ブルームバーグは「旧正月ブーストに加え、イラン戦争による燃料高騰が上乗せされ、消費者物価が跳ね上がった」と報道した。
一方、工場出荷価格を示す生産者物価指数(PPI)は前年比マイナス圏にとどまり、製造業でのデフレ傾向が継続している。サービス消費は力強い回復を示している半面、製造業の内需は依存しきれていない構造的問題が残る。中国当局が目標に掲げる「消費主導の経済モデルへの転換」が進んでいることを示す側面もあるが、持続性については懐疑的な見方もある。
中東情勢の悪化による原油価格の急騰は、今後の中国CPIをさらに押し上げる可能性がある。中国は中東最大の原油輸入国であり、イランへの投資・融資も数十億ドル規模に上るとニューヨーク・タイムズが報じており、戦争の長期化が経済・外交両面で中国に打撃を与えるリスクが意識されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters、Bloomberg