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中国の1〜2月輸出が21.8%増・貿易黒字2136億ドルと過去最高水準

中国税関総署が3月10日に発表した1〜2月の貿易統計によると、輸出は前年同期比21.8%増と市場予想(7.1%増)を大幅に上回った。輸入も19.8%増と同6.3%増の予想を突破し、貿易黒字は2136億ドルと過去最高を記録した。中国は例年、春節前後の季節要因を平滑化するため1〜2月を合算して発表している。
アメリカ向け輸出は米国の追加関税措置の影響で前年比約11%減と落ち込んだものの、EU向けが19.9%増、東南アジア・アフリカ・中南米向けが急拡大し、欧米との貿易摩擦を補って余りある形となった。先月の全国人民代表大会では李強首相が2026年の成長目標を「4.5〜5%」と設定し、1991年以来最低水準に引き下げたが、貿易依存型の成長路線が依然として機能していることを数字が示す。
一方、中東戦争によるホルムズ海峡の事実上の封鎖は中国にとっても重大リスクだ。中東からの原油輸入は価格面の優位性が損なわれる恐れがあり、3月のデータ以降に影響が本格化するとみられている。ニューヨーク・タイムズは「中国にとって何十億ドルが危機にさらされている」と報じており、輸出増の勢いが長く続くか不透明感も残っている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC、Reuters