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米国産代替原油91万バレル、日本に到着 イラン危機後初

コスモエネルギーホールディングス傘下のコスモ石油が手配した米国産原油を積んだタンカーが、2026年4月26日午前、東京湾沖の千葉県沖合に到着した。アメリカによるイラン攻撃開始以来、代替調達として米国産原油が日本に到着するのは初めて。輸送量は91万バレルで、ホルムズ海峡の事実上の閉鎖が続く中、中東以外からの代替調達を急ぐ日本政府の動きを象徴する出来事となった。
タンカーは3月22日にテキサス州の港を出発し、パナマ運河を経由する航路で約35日かけて日本に到着した。通常の米国産原油輸送は約55日かかるが、今回は緊急性に対応するためパナマ運河を通過できる小型船を確保した。原油は海底パイプラインを通じてコスモ石油の千葉製油所に送られ、ガソリンや軽油などの石油製品に精製される。
ただし91万バレルは日本の1日の消費量の約半分にとどまり、抜本的な解決には程遠い。経済産業省は5月1日から鹿児島県の志布志基地を皮切りに、計約3650万バレルの国家備蓄第二弾の段階的放出を予定している。日本政府は中東依存度の引き下げを急ぎ、エネルギー安全保障の構造転換を迫られている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Nippon.com(時事通信英語版)