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トランプ大統領「フリーダム作戦」中断、原油急落・株価続伸でホルムズ緊張に転機

トランプ大統領は5月5日、ホルムズ海峡封鎖下の商船をアメリカ軍艦が護衛して通航させる「フリーダム作戦(Project Freedom)」を「短期間中断する」と自身のSNS上で発表しました。イランとの「完全かつ最終的な合意」に向けて大きな進展があったことを理由に挙げ、海上封鎖は維持しつつ作戦のみを停止する形となります。CNBCが5月5日に報じました。
発表前には、CENTCOM(アメリカ中央軍)司令官のブラッド・クーパー海軍大将がイランのイスラム革命防衛隊が巡航ミサイル・ドローン・小型船舶で米軍護衛中の商船を攻撃したと発表しており、5月4日にはアラブ首長国連邦に12発の弾道ミサイル・3発の巡航ミサイル・4機のドローンによる攻撃が加えられて石油施設で火災・3名負傷の被害が出ていました。トランプ大統領は同日、イランへの即時軍事行動再開も否定せず「アメリカ艦船を攻撃すれば地上から消し去る」と警告しました。
市場の反応は急速で、ブレント原油7月物先物は1.21%下落の1バレル108.54ドル、WTI原油先物は1.76%下落の100.50ドル前後で推移しました。アジア株式市場・米国株式市場ともリスク選好が回復し、円相場・国債利回りも変動しました。日本のエネルギー輸入コストには直接的な下押し圧力がかかる展開で、補正予算の方向性にも影響が及びそうです。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC