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アメリカ5月インフレ4.2%、3年ぶり高水準 エネルギー価格が押し上げ

アメリカ労働省が6月10日に発表した5月の消費者物価指数は、前年同月比で4.2%上昇し、2023年4月以来およそ3年ぶりの高水準となった。前月の3.8%から加速し、3カ月連続で伸びが拡大した。イラン戦争に伴うエネルギー価格の高騰が物価全体を押し上げる構図が鮮明になっている。
エネルギー価格は前年同月比で23.5%上昇し、特にガソリン価格は40.5%も跳ね上がった。エネルギーは月間の物価上昇全体の6割以上を占めた。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%、前年同月比2.9%の上昇にとどまり、エネルギー以外への波及は限定的だった。
来週に金融政策を決めるアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)にとって、難しい判断材料となる。年初は利下げ時期が焦点だったが、インフレ加速と堅調な労働市場を背景に、次の一手が利上げになるとの見方も浮上している。実質賃金は2カ月連続で低下しており、家計の負担増が続いている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC