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FRB新議長が独立性堅持を明言、インフレ2%目標死守で9月利上げ観測強まる

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は7月1日、ポルトガルのシントラで開かれた欧州中央銀行(ECB)の年次フォーラムに登壇し、就任後初の国際舞台で金融政策の方向性を示した。ウォーシュ議長は、企業や家計がFRBが2%を上回るインフレを容認すると考えているなら「失望することになる。我々は物価の安定を実現する」と述べ、インフレ抑制を最優先課題に据える姿勢を鮮明にした。
ウォーシュ議長はトランプ大統領による利下げ圧力にも言及し、「我々は長らく独立した中央銀行であり続けてきた。今この瞬間も独立した中央銀行であり、それに変更はない」と強調した。5月にジェローム・パウエル氏の後任として就任して以降、フォワードガイダンスを廃止し声明を大幅に簡素化するなど、従来の運営手法を見直している。
一方でウォーシュ議長は、根強いインフレの脅威は和らいでいる兆候もあると指摘し、インフレ期待の低下を挙げた。市場では9月にも利上げが実施され、政策金利が現行の約3.6%から3.9%程度へ引き上げられるとの観測が強まっている。7月2日発表の6月雇用統計が次の焦点となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / Financial Times / AP