ニュース国際・政策
ホルムズ海峡の新航路協議が最終段階、イランとオマーンが合意近づく

イランのアラグチ外相は、オマーンとの間で進めてきたホルムズ海峡をめぐる交渉が最終段階に入ったと明らかにした。閣議への報告内容として、協議は取りまとめに向かっていると説明した。イラン側は同時に、海峡が戦争前の状態に戻ることはないとの立場を崩していない。
イラン外務省のバガイ報道官は、既存の北側航路でも南側航路でもない新たな航路について、両国が合意に近づいていると述べた。双方の主権と国家安全保障に配慮した経路を設定する構想で、詳細は明らかにされていない。イランとオマーンはいずれもホルムズ海峡に領海が接している。
ホルムズ海峡は通常時、世界の石油消費量の約2割が通過する海上輸送の要衝である。6月の停戦は航路の扱いをめぐって数週間で崩れ、7月に戦闘が再燃した経緯がある。新航路が実現すれば海上輸送保険料と用船料の低下要因となる一方、通航管理の主体が誰になるかは荷主とタンカー事業者にとって重大な不確定要素として残る。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Al Jazeera