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シカゴ連銀総裁「最大の問題はインフレ」、9月利上げ観測が拮抗
シカゴ連邦準備銀行のグールズビー総裁が、労働市場の弱さよりも高すぎる物価上昇を強く懸念していることを明らかにした。11日に公開された動画での発言で、経済が直面する最大の問題は産業や雇用の崩壊ではなく、物価が速すぎるペースで上昇していることだと述べた。失業率や採用率、レイオフ率といった指標を踏まえ、労働市場は良好とは言えないまでも安定していると評価している。
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は7月29日の会合で政策金利を3.50〜3.75%に据え置いたが、12人の投票権を持つ政策担当者のうち3人が利上げを支持して反対票を投じた。グールズビー総裁は今年は投票権を持たず、据え置き決定を支持したかどうかは明らかにしていない。物価上昇率は5年以上にわたりFRBの2%目標を上回って推移しているが、多くの政策担当者は年後半に再び鈍化するとの見方を維持している。
7日発表の7月雇用統計で雇用者数が予想外に減少したことを受け、市場は金融引き締めへの傾斜を後退させた。CMEグループで取引される金利先物は、9月会合での据え置きと利上げの確率をほぼ同程度で織り込んでいる。7月の消費者物価指数は現地時間12日に発表され、6月の低下から再び加速するとエコノミストは予想している。ウォーシュ議長は金利の先行きについて示唆を避ける姿勢を続けている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters