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欧州中央銀行が9月利上げへ、追加引き締めの示唆には慎重姿勢

欧州中央銀行(ECB)の政策担当者が、9月の次回理事会で政策金利を引き上げる用意を固めていることが分かった。3人の関係者が明らかにしたもので、イラン戦争がもたらす物価上昇という副作用を抑え込むことが主眼となる。一方で、9月以降のさらなる引き締めを示唆することには、ほとんど意欲を見せていないという。
エネルギー価格の高騰を起点としたインフレ再燃に対し、欧州中央銀行は後手に回るリスクを避ける構えだ。ただしユーロ圏の景気は力強さを欠いており、追加利上げの道筋を明示すれば市場金利が過度に上昇しかねない。9月の引き上げを実施しつつ、その先は完全にデータ次第とする姿勢を維持する公算が大きい。
日本銀行も9月の利上げが有力視されるなか、主要中央銀行が同じ月に引き締め方向で足並みをそろえる可能性が出てきた。欧州向けに輸出する日本企業にとっては、ユーロ圏の需要減速と資金調達コストの上昇が同時に進む局面となる。為替と金利の二方向の変動を織り込んだ与信・在庫計画が求められる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters