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米中「新核競争」時代に突入―ロシアも加わり三極体制へ

新たな核軍拡競争が始まっている。冷戦時代とは異なり、米国は中国とロシアという2つの対等な核保有国に同時に対峙しなければならない状況にある。しかも米国は産業・経済面での明確な優位性を失いつつある。
中国は長らく小規模な核戦力にとどまっていたが、急速にキャッチアップを進めている。ロシアは米国の都市を標的とした次世代システムの開発を進め、核を使った威嚇でウクライナへの米国の支援を抑制しようとしてきた。ベラルーシへの核兵器配備に加え、最近では核推進ミサイルや核推進潜水ドローンの実験も行っている。来年2月に期限を迎える新START条約後の軍備管理の枠組みが不透明な中、中国は条約に縛られることなく急速に核戦力を増強している。