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TSMC、元幹部をIntelへの機密漏洩疑いで提訴 台湾検察も捜査着手

台湾積体電路製造(TSMC)は11月25日、元上級副社長の羅偉仁氏がインテルに企業機密を漏洩した可能性が高いとして、台湾知的財産商事裁判所に提訴した。羅氏は2004年にTSMCに入社し、2014年に上級副社長に昇進。2025年7月に退職後、10月にインテルの執行副社長として入社していた。
TSMCの声明によると、羅氏は退職前の数カ月間に2ナノメートル、A16、A14といった最先端プロセス技術に関する情報にアクセスしていた疑いがある。羅氏は退職面談で学術機関への転職を予定していると説明しており、インテル入社の事実を隠していたとTSMCは主張している。
インテルは27日、「羅氏に関する申し立てに根拠があるとは考えていない」と否定する声明を発表。台湾経済部は国家安全保障法違反の可能性も含め捜査協力する方針を示し、検察当局は27日に羅氏の台北および新竹の自宅を捜索し、電子機器を押収した。この訴訟は半導体業界における人材移籍と知財保護を巡る緊張を浮き彫りにしている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg、CNBC