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中国で石油化学プラント相次ぎ稼働 世界的な供給過剰懸念が拡大

中国で新しい石油化学プラントが相次いで稼働を開始し、既に供給過剰に悩む世界各国の化学メーカーにさらなる輸出圧力がかかるとの懸念が強まっている。ここ10年間で中国は巨大な石油化学ハブを7カ所建設し、プラスチックやゴム、繊維の原料となるエチレンとポリエチレンの生産で米国を抜き世界最大の生産国となった。
この急速な生産能力拡大により、アジアや欧州の既存メーカーは価格競争力の低下に直面している。特に欧州の化学大手は高いエネルギーコストと環境規制の強化に加え、中国からの安価な製品流入という三重苦に見舞われている。
業界アナリストによれば、中国の新規プラントは最新技術を採用し、生産コストを大幅に削減している。今後数年間で世界の石油化学製品の過剰供給はさらに深刻化する見通しで、業界再編や設備廃棄の動きが加速する可能性がある。米中貿易摩擦の影響で中国製品の迂回輸出が増加していることも、各国市場への圧力を高める要因となっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg