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チリ大統領選、右派カスト氏が当選 中南米で「左派退潮」鮮明に

南米チリで14日、大統領選の決選投票が行われ、右派野党・共和党のホセアントニオ・カスト元下院議員(59)が当選を確実にした。開票率80%時点でカスト氏の得票率は58%と、与党・共産党の左派ジャネット・ハラ氏(51)の42%を大きく上回り、ハラ氏は敗北を認めた。
カスト氏は選挙戦で30万人を超える不法移民に「荷物をまとめて退去せよ」と警告し、北部国境に「壁」を構築する計画を掲げた。治安悪化と移民流入への国民の不満を追い風に、「チリのトランプ」とも呼ばれる強硬路線で支持を集めた。就任式は来年3月11日の予定。
4年前に左派にかじを切ったチリで再び政権が交代することで、中南米で相次ぐ急激な右傾化の流れが決定づけられた。ルビオ米国務長官は声明で祝意を表し、「公共安全の強化、不法移民の終結など共有の優先事項を進めると確信している」と述べた。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg / 時事通信