ニュース国際・外交
中国軍、台湾周辺で大規模軍事演習「正義ミッション2025」開始

中国人民解放軍は29日、台湾周辺で陸・海・空軍およびロケット軍を動員した大規模軍事演習「正義ミッション2025」を開始した。東部戦区報道官の施毅上級大佐は「台湾独立分裂勢力と外部干渉勢力への厳重な警告」と声明で述べた。
演習は台湾海峡および台湾の北・南西・南東・東部の5つの海空域で実施され、主要港湾の封鎖訓練や「島嶼外での全方位抑止」を目標に掲げる。30日には午前8時から午後6時まで実弾射撃訓練が予定されている。中国軍が「接近阻止・領域拒否」を公式に演習目標として明言するのは初めてとなる。
今回の演習は、アメリカが今月発表した過去最大規模となる111億ドル(約1.7兆円)の台湾向け武器売却と、高市早苗首相が11月に「台湾有事は日本の存立危機事態になり得る」と発言したことへの対抗措置とみられる。台湾国防部は「適切な兵力を配置し即応態勢を確立した」と発表、総統府は「中国は平和の最大の破壊者」と強く非難した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Al Jazeera / Japan Times