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ミュンヘン安保会議閉幕、ルビオ演説に欧州安堵も米欧間の溝は深く

第62回ミュンヘン安全保障会議が閉幕し、最大の注目を集めたルビオ米国務長官の演説を巡る評価が各国で分かれている。ルビオ氏はアメリカとヨーロッパを「一つの西洋文明」と位置付け、同盟関係の「再活性化」を呼びかけた。前年のバンス副大統領による欧州批判とは対照的な融和トーンで、会場ではスタンディングオベーションが起きた。
しかし、演説の内容を精査すると、欧州の移民政策への批判や気候変動対策への懐疑、防衛費負担の大幅増額要求など、トランプ政権の基本路線に変化はなかった。EUのカラス外交安全保障上級代表は「安心する内容だった」と評価しつつも、政権内にはより厳しい論調が存在することを示唆した。ドイツのメルツ首相は「大国政治」の横行を批判し、欧州の自立強化を訴えた。
会議では、ウクライナ問題、NATO防衛費のGDP比5%目標、イランの核開発、エプスタイン文書公開の波紋など多岐にわたるテーマが議論された。欧州が対米関係の再構築とともに自前の安全保障体制を確立できるかが問われている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNN、NPR、Axios