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インド、米軍撃沈前にイラン艦の停泊を許可と公式に認める

インド政府は7日、アメリカ軍によって撃沈されたイランの軍艦に対し、撃沈前に自国港湾への停泊を許可していたと公式に認めた。「戦略的自律」を掲げてロシア産原油の購入を継続しているインドの外交姿勢に、国際社会からの視線がさらに厳しくなっている。モディ首相が長年築いてきた「独立した守護者」としてのイメージは大きな打撃を受けた形だ。
インドに対してアメリカは、ロシア産原油の購入継続を認める30日間の猶予措置を既に付与しているが、イランとの関係については別問題として圧力が高まっていた。インド議会の野党は「政府が外圧に屈した臆病な行動だ」と批判した。一方、与党インド人民党(BJP)は「港湾への停泊許可は人道的対応であり、軍事協力とは全く異なる」と反論した。
今回の公表は、インドがアメリカとイランの板挟みというより複雑な外交的苦境に直面していることを浮き彫りにした。ロシア産原油依存を維持しながらアメリカとの戦略的パートナーシップも保とうとするモディ外交の「戦略的曖昧さ」は限界を迎えつつあり、インドの立ち位置が今後の地政学リスクの焦点として注目される。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg(日経・NHK含む)