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イランがタンカー2隻を攻撃・イラクとオマーンが石油港を閉鎖 — 原油が再び100ドル超

イランの無人機・ミサイルによるタンカー攻撃が激化し、イラク南部の主要石油輸出拠点「ミナ・アル・バクル」が12日、外国籍タンカー2隻への致死的攻撃を受けて港湾業務を全面停止した。オマーンも同日、主要石油ターミナル「ミナ・アル・ファハル」からの船舶を予防措置として退避させた。これを受け、国際原油価格(ブレント)は再び1バレル100ドルを突破した。
バーレーン、クウェート、UAE、サウジアラビアは引き続きイランのミサイルやドローンを迎撃しているが、湾岸全域での輸送混乱は深刻さを増している。ホルムズ海峡経由の石油供給量は世界供給の約20%を占めており、ここが機能不全に陥ると全世界のエネルギー市場への打撃は甚大だ。IEAが4億バレルの協調備蓄放出を決定したにもかかわらず、市場は安定を取り戻せていない。
フィッチ・レーティングスは同日、「石油ショックが短期で終われば世界経済成長は安定を保てるが、紛争が長期化すれば欧州・アジアのインフレを押し上げ、景気後退リスクが現実のものとなる」との分析を公表した。エネルギー安全保障を巡る国際的な緊張は当面高止まりが見込まれる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:The Australian Financial Review、Reuters