ニュース国際・外交
イラン新最高指導者がホルムズ海峡封鎖継続を宣言 原油100ドル超が続く

イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師は「殉教者が流した血の復讐を続ける」と徹底抗戦の構えを鮮明にし、ホルムズ海峡の封鎖を継続すると宣言した。さらに「敵が構築した軍事・経済基地のある周辺諸国への攻撃もやむを得ない」と発言し、中東全域に緊張拡大への懸念が広がった。これを受け、原油価格は1バレル100ドル超を維持する展開が続いている。
アル・ジャジーラによると、モジタバ師は父のハメネイ師が殺害されて以降、戦争継続の正当性を繰り返し強調しており、国際社会からの停戦圧力には一切応じない姿勢を示している。イスラエルのネタニヤフ首相は「対イラン軍事作戦が中東のパワーバランスを変えつつある」と述べ、モジタバ師も攻撃対象と示唆した。アメリカのトランプ大統領も「原油価格よりイランの核武装阻止の方が重要」と述べ、戦闘継続への意欲を示した。
一方、アメリカの財務長官は有志国との協力によってホルムズ海峡での船舶護衛を検討する意向を示唆した。中東における供給不安は当面解消される見通しが立たず、エネルギー輸入に依存する日本・欧州・アジア各国の経済への打撃が続いている。石油価格アナリストの間では「紛争が長期化した場合、原油は120ドル台も視野に入る」との見方も出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Al Jazeera