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セールスフォース、約4兆円の社債発行で大規模自社株買いを加速

アメリカのクラウドCRM大手セールスフォースは13日、総額250億ドル(約4兆円)規模の社債を発行し、同規模の自社株買い(ASR=加速型自己株取得プログラム)に充てると発表した。加えて60億ドルの5年物タームローンを確保しており、株主還元を大規模に進める財務戦略を明らかにした。
ただし市場関係者によると、社債の需要は当初の期待より低調で、投資家は通常より高い利回りを要求したとされる。イラン戦争に伴うリスク環境の変化と米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待の後退が、投資適格債全体の調達コストを押し上げている背景がある。日本経済新聞は「需要は低調」と報じており、信用市場の引き締まりを示す一例として注目された。
一方で株式市場はこの発表を好感し、セールスフォース(CRM)株は前日比3%超上昇した。大規模な自社株買いは1株当たり利益(EPS)の引き上げ効果をもたらすため、株主には好材料と映った。主力の「Agentforce」AIエージェントプラットフォームへの投資を続けながら、大型の株主還元も同時に進める積極経営の姿勢が示されたかたちだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg