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イランがイスラエル・湾岸諸国に弾道ミサイルを一斉発射 イラン軍高官2名殺害への報復

イスラエル軍がイランの軍高官2名を殺害したことへの報復として、イランは3月18日、イスラエルとその周辺の湾岸諸国に向けて弾道ミサイルを一斉発射した。イスラエル中部に着弾したミサイルにより少なくとも2名が死亡し、クラスター弾頭を用いた攻撃も確認された。イランはアラブ首長国連邦(UAE)を含む湾岸諸国に対しても攻撃を行い、UAEは一時的に領空を閉鎖した。
アラブニュースによると今回の攻撃はこれまでで最大規模のイランによる報復の一つとされ、イスラエルの空爆に対する強力なシグナルとなった。ユーロニュースはイランが「中央イスラエルを標的にした新たな一斉攻撃」を行ったと伝えており、イスラエル軍はミサイル防衛網による迎撃を行ったが一部を防ぎきれなかった。中東情勢は新たな段階に突入したとの見方が強まっている。
この軍事エスカレーションは原油・金融市場にも波紋を広げた。ホルムズ海峡での輸送は一時混乱し、原油先物が急動意した後に利益確定売りで一服するなど、市場のボラティリティが高い状態が続いている。イラン外相は「中東紛争の影響は全人類に及ぶ」と警告しており、国際社会は停戦に向けた外交努力を迫られているが、双方ともエスカレーションを止める明確なシグナルは示していない。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Arab News、AP通信、ユーロニュース