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エヌビディア、H200チップの中国市場向け販売を北京が承認 グローバル半導体戦略を見直し

エヌビディアが対中向けに設計・調整したH200チップについて、中国当局が国内市場での販売を承認したと、Investing.comが3月18日に報じた。エヌビディアはアメリカの輸出規制に対応する形でH200の仕様を一部調整し、規制対象外の範囲でアジア市場向けの展開を模索してきた。今回の北京の承認はそうした戦略が実を結んだ形であり、エヌビディアは中国での事業継続に向けてグローバル戦略を見直す方向性を示している。
エヌビディアは2023年以降、A100・H100チップへのアメリカの輸出規制に対応して「A800」「H800」といった中国専用の代替モデルを投入してきた経緯がある。今回のH200の中国向け承認は、最先端GPUに分類されるチップのうち、計算性能を一定水準以下に抑えた「準拠版」が認められた可能性が高い。世界のデータセンター需要が急増する中、中国市場の規模は依然として大きく、エヌビディアにとって見過ごせないビジネスチャンスとなっている。
米中の半導体を巡る政策緊張は依然として続いているが、両国の産業界は実務レベルで折り合いをつける動きも出てきている。今回の承認は、FOMCの開始や日米首脳会談の前日というタイミングとも重なっており、米中関係の複雑な綱引きを象徴するニュースとして受け止められている。エヌビディアの株価および中国のAI・データセンター関連銘柄への影響が注目される。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Investing.com