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トヨタ、中東向け輸出を4月も2万4000台追加減産へ-ホルムズ海峡封鎖の影響が長期化

トヨタ自動車が中東向けの輸出を4月も2万4000台規模で減産する方針であることが2026年3月24日に名古屋テレビ(メ~テレ)の報道で明らかになった。3月も2万台の減産を実施しており、ホルムズ海峡が事実上封鎖されたことによる物流コストの急上昇と海上輸送の混乱が、日本最大の自動車メーカーに深刻な打撃を与えている。3月・4月を合わせた減産台数は計約4万4000台規模に達する見込みだ。
中東市場は、ランドクルーザーなどのスポーツ多目的車(SUV)や業務用バンの主要販路であり、トヨタの毎月の中東向け輸出台数はおよそ3万台とされる。ホルムズ海峡を通じる海上ルートが実質的に使用不能となったことで、代替ルートへの振り替えに伴う輸送日数の大幅な増加と保険料の急騰が輸出採算に直接影響している。日産自動車なども同様の生産調整を実施しており、日本の自動車業界全体がホルムズ危機の余波に直面している。
アナリストは今回の減産を短期的な需給調整と位置づけながらも、封鎖が長引けば中東から輸入するアルミニウムやナフサなど自動車生産に不可欠な原材料コストが上昇し、日本国内の生産全般に波及するリスクを指摘している。トヨタは今後の見通しについて公式コメントを出していない。