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イランが宣言「非敵対的な船舶はホルムズ海峡を安全に通過できる」

イランのファルザド・スミ海軍司令官は3月25日、「非敵対的な船舶はホルムズ海峡を安全に通過することができる」と宣言した。アメリカとの戦争状態が続く中でもエネルギーの海上輸送への影響を最小限にとどめたいとするイランの立場を示したものとみられる。ただし「非敵対的」とみなす基準についての詳細は明らかにされておらず、どの国籍の船舶が対象になるかは依然として不透明だ。
ホルムズ海峡は世界の原油輸送量の約2割が通過する戦略的要衝であり、通行の安全性が損なわれれば世界のエネルギー市場に甚大な影響が及ぶ。アメリカ、日本、韓国など主要なエネルギー輸入国はその安全確保に強い関心を持っており、今回の声明は短期的にエネルギー供給の懸念を緩和させる効果があった。
一方でクウェートはこの日、「ホルムズ海峡が完全閉鎖された場合、世界経済にドミノ効果をもたらす」と警告しており、海峡の安全性をめぐる緊張は続いている。今回の宣言は停戦交渉が緒についていない中での単独表明であり、市場関係者はその実効性を慎重に見極めようとしている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Al Jazeera