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日本2月の鉱工業生産 前月比2.1%減 中東情勢の影響が製造業にも

経済産業省が3月31日に発表した2月の鉱工業生産指数(速報値)は前月比2.1%減となり、製造業の生産活動の落ち込みが確認された。自動車部品や電子部品・デバイスが押し下げ要因となり、イラン情勢の長期化による原材料調達コストの上昇や海外需要の伸び悩みも影響したとみられる。
輸送用機械工業が前月比で大幅に低下した一方、鉄鋼は堅調を維持した。3月の製造工業生産予測指数は一部業種で持ち直しが見込まれているものの、中東情勢が改善しない場合は4月以降も下振れリスクが続くとの見通しが経産省から示された。製造業の設備稼働率も低下しており、サプライチェーンへの影響が本格化しつつある。
日本の2月の輸出も前年比では増加基調を維持しているが、イラン戦争によるホルムズ海峡封鎖の影響を受けた物流コストの上昇が今後の生産計画に影を落とす。国内製造業の先行きをめぐる不確実性が高まっており、政府は中小企業を含む支援策の検討を急ぐ構えだ。