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イランがバーレーンの通信会社を攻撃 アマゾンのクラウド施設が被害 金融・配送サービスが混乱

イランは4月1日(日本時間2日)、バーレーンの大手通信会社バテルコ(Batelco)の施設を攻撃した。フィナンシャル・タイムズが関係者の話として報じたもので、同社の施設にはアマゾンウェブサービス(AWS)のクラウドインフラが設置されており、この攻撃によって銀行アプリ、決済サービス、配送アプリ、企業向けソフトウエアなど幅広いデジタルサービスが影響を受けた。バーレーンの内務省は火災発生を確認しつつ、被害企業名は明示しなかった。
今回の攻撃は前日にイランの革命防衛隊(IRGC)がアマゾン、マイクロソフト、グーグル、アップルなどアメリカの主要テクノロジー企業を「合法的な軍事目標」とみなすと警告した翌日に発生した。アマゾンは事前に「バーレーン地域のAWSリージョンが影響を受けている」と発表しており、顧客に対して別リージョンへの移行を促していた。今回の攻撃は3月1日のアラブ首長国連邦(UAE)への攻撃に続くもので、中東地域におけるアメリカのデジタルインフラへの脅威が現実のものとなっている。
バーレーンのAWSリージョンは中東全域の企業・金融機関・政府機関が使用するクラウドサービスの基盤となっており、被害の影響範囲は広範に及ぶ見通しだ。アマゾンはロイターのコメント求めに対し即答しなかった。AWSは今回で2回目以上のバーレーン地域での重大な障害となり、グローバルサプライチェーンやデジタル経済にとってイラン戦争が新たな局面に入ったことを示している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters、Financial Times