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高市首相、オーストラリア訪問を検討 レアアース確保とシーレーン安全化が焦点
高市早苗首相がオーストラリアを訪問する方向で調整を進めていることが4日、日本経済新聞の報道を受けて明らかになった。イラン戦争に伴うホルムズ海峡封鎖でエネルギー供給危機が深刻化する中、電気自動車や防衛装備品などに不可欠なレアアースを安定的に確保するための協力枠組みを構築することと、シーレーンの安全確保で両国が連携を強化することが主要議題として浮上している。
日本とオーストラリアはすでに外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を通じて安全保障面での協力を深めているが、今回の訪問ではエネルギーや資源分野の経済安全保障にまで踏み込んだ包括的な合意形成を目指す方針だ。オーストラリアはリチウムやコバルト、ニッケルなど重要鉱物の世界的な主要産出国であり、中国依存からの脱却を急ぐ日本にとって戦略的重要性が高まっている。
訪問時期については調整中とされ、高市首相にとってはイラン戦争勃発以降初の外遊となる可能性がある。外交筋によれば、ホルムズ海峡の代替輸送ルートとしてインド洋からのシーレーン確保についても議論が予定されており、エネルギー危機対応と資源外交を組み合わせた戦略外交の一環と位置付けられている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:The Straits Times