ニュース国際・外交
日豪防衛相が8日に会談、小泉防衛相「同志国ネットワークで抑止強化」

日本の小泉進次郎防衛大臣とオーストラリアの防衛相が4月8日に会談する予定であることが、4月7日に明らかとなった。日本経済新聞が報じた。会談では中東情勢の安定化やインド太平洋地域における安全保障協力の深化が議題の中心となる見通しだ。小泉防衛相は「同志国ネットワークによる抑止力の強化」を会談の主眼に掲げており、日豪間の防衛協力をさらに実質化させる具体策を協議する方向だ。
イラン戦争勃発以降、中東のシーレーン安全保障は日本にとって喫緊の課題となっている。ホルムズ海峡の封鎖が長引く中、代替調達ルートの確保とともに、友好国との海上警戒・輸送の連携強化が急務とされている。オーストラリアは日本にとって主要なレアアース・天然資源の供給国でもあり、有事における安定供給の観点からも戦略的な重要性が増している。
今回の会談は、4月4日に高市早苗首相がオーストラリア訪問を検討していることが伝えられた流れの延長線上にある。防衛分野での協議が先行することで、首脳レベルの交流の地ならしを進める狙いもあるとみられる。インド太平洋地域でのクアッド枠組みやAUKUSとの関係を含む多国間安全保障の連携を、日本とオーストラリアが主導する形で深化させていく方向性が示された。