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サウジアラビアがアメリカにホルムズ封鎖の撤回を要求 湾岸同盟国も疑念強める

ウォール・ストリート・ジャーナルが14日に報じたところによると、サウジアラビアがアメリカ政府に対してホルムズ海峡封鎖の撤回を強く求めていることが明らかになった。サウジアラビアはアメリカの中東における最重要同盟国の一つだが、自国の石油輸出ルートが実質的に遮断されたことで「封鎖は同盟国を傷つけている」として外交ルートを通じた撤回要求を行っているという。
サウジアラビアにとってホルムズ海峡はすべての原油輸出の生命線であり、封鎖が継続する限り産油量の大幅増産は意味をなさない状況が続く。4月上旬にはOPECプラスが5月から日量20.6万バレルの増産を決定したが、輸送路閉鎖が解消されない限り実質的な市場供給増は実現しない。サウジアラムコのある幹部は「増産できても出荷できない。これは同盟関係とは言えない」と述べたと伝えられる。
専門家の間では、アメリカ国内でも封鎖の長期化がエネルギー価格と物価上昇に波及しているとして批判の声が上がっており、トランプ政権に対する撤回圧力が湾岸同盟国とアメリカ国内双方から高まりつつある。外交的な出口戦略の模索が本格化するか否かが、今後のエネルギー市場の行方を左右する最大のカギとなっている。